老人会麻雀物語り その3

老人会に寄付された全自動麻雀卓が発端となり、私は、老人会のメンバーに麻雀を伝授しなくてはならい使命感を日々、感じるようになっております。

これだけの人生経験を積んだ老人会のメンバーのお婆ちゃま、お爺ちゃまですが、麻雀の経験があるのは、御年90歳を迎える、元海苔屋さんのK作さんだけでした。

K作さんから教わった、麻雀のゲームは、なんとなく理解できたのですが、老人会のメンバーが、ゲームの最中にK作さんに質問をすると、毎回、異なる説明があったので、皆、麻雀のルールに困惑してしまい、一度、ルールが定まらない事が原因で、いざこざが起きてしまいそうになったので、それ以来、麻雀のゲームを開催する事は諦めておりました。

ですが、全自動の麻雀卓というのは、なんとも立派な機械でありまして、電源を入れて、麻雀牌が綺麗に整頓されてくるのを眺めているだけでも、皆、楽しいと、お茶や菓子をつまみながら、麻雀卓を囲んでいるグループもあります。

私は、そのようなお年寄りを横目に、先日、図書館から取り寄せた麻雀入門の本に悪戦苦闘しておりました。

この年になってから、どういう訳か、右目から入った活字が左目から出て行ってしまうような感覚で、物事をスムーズに忘れてしまいます。もう、脳のメモリー機能が、パンク寸前のようで、麻雀のルールや、麻雀の道具などを1人覚えていますが、全く歯が立ちません。

図書館から取り寄せした本は、予約を入れてやっと借りられたほど、人気のある本なので、返却締切日までは、返さなくてはならないのです。

私は、全自動麻雀卓を前に困り果ててしまいました。

       

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